2015年10月23日

牛すき焼きに燗酒のすすめ

ある会合でお会いした大看板のすき焼き屋のご主人から伺ったお話し

「すき焼きで温められた牛肉を口の中に、そこに冷たい酒をもってくると肉の油が口の中で固まってしまう。だから、燗酒がいいんだよ」ということ。

それは「さっと脂が固まる?」一瞬の出来事ですが不快感が想像されます。
それに比べ温かい酒は牛の脂と渾然一体となり旨さが想像できます。「さすが老舗のご主人さんだ!理にかなっている」と感心しました。

ソースが重要なフランス料理、そして仕上げのソースは食事で飲む「ワイン」
口中調味の和食、冷えたご飯より、やっぱり温かいご飯


すき焼きを食べる機会は、そうそうありませんが
以来すき焼き屋のご主人の話を思い浮かべ燗酒と一緒に味わっています

家庭なのに不思議と老舗の味がしてきました(笑)
posted by minowaki at 17:31| 丁稚ドンの体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月21日

みんなちがって、みんないい。

タイトルをみて「あれね」と思われる方もいらっしゃると思います

そう、有名な金子みすずの「わたしと小鳥とすずと」の一部です

先日 とある都心のレストランのオーナーシェフが当店を訪れ
あるワインの2000年、2001年ヴィンテージを探しているとのこと
輸入元にも無く、あとは市中の在庫を探すしかなく、ご来店いただきました

目的は そのワインの垂直テイスティング会をそのレストランで催すためです
皆さんで「この年は 何々だね」「この年は果実味が豊富だね」など感想を述べ合ったり
ワイン愛好家同士楽しいひと時をすごされるとのこと

そのオーナシェフがおっしゃた「ワインは毎年違うのがいいんだよね」という言葉
それを聞いたとき
ある大店の地酒屋さんが
「日本酒は農業製品、年によって違いがある。品質が均一な工業製品ではない」という言葉を思い出しました。

今年はどうだろうか
その年その年の味をみる
ワインはブドウから、日本酒はお米から
農産物からできた農業製品
「毎年ちがって、みんないい!」
店頭に並んでいるお酒をいとおしく思いました
posted by minowaki at 19:28| 丁稚ドンの体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする